■No.8■ 2008 6/23 UP





No.8 最終ページ、ハッチ内部の製作です。

内部は作らないで終わろうと思ったが、いざ外観の製作が終わると
何となく”やりきった感”がしない、、、。

つーことで内部製作をスタートして、夢中になってると写真撮るの忘れてた(汗

大まかに分けて3パーツあります、ハッチ裏側はもう一枚張り合わせる感じで。
それから、首が収まるところ。
そして、頭部。

ネットでの参考画像ではよく解らないとこは、それなりでやってたが、
だんだん”つじつま”が合わなくなってきたぞ、、。
何とかなるだろうと進める、、、。








頭部も形に切った板に溶接肉盛を繰り返し、形成してゆく。
こんな感じに溶接のみでも、それなりに顔が出来たぞ。
これが今までの製作の中で一番面白かったと思う。

溶接のトーチであたかも絵を描くような感じだろうか。

このままでも”味”があって良いようにも思えるけど、
「今回は出来るところまでやってみる」がテーマなんで作り込みます。








削りと溶接を繰り返し、だんだん形になってきた。
当初、削り難くて使えないと思われた”彫刻刀(木工用)”で彫り込んでいった。
やはりカッターでは溝彫りには良いけど、こんな風に形に削るのは無理だった。

実家で偶然見つけたモノ、たぶん中学生の時に使ってたやつだろうか?
そんな古い木工用の彫刻刀はちょっとずつしか削れないし、すぐ刃先が欠けてしまうので
サンダーでまめに研ぎながら使った。

作業効率は悪いが楽しいぞ!!、どうしよう、コレはまるわ(笑








だんだん”いかついオヤジ”になってまいりました。








ここでかなり”はしょって”しまうが、各パーツ作りが終わり、組み込み。

やっぱ内部作って良かったよ、密度が増した造形になったと思う。
ちと、オリジナルデザインとはバランスその他が違うかも知れないのは、謝っておきます、

横山先生、Ma.kファンの皆さん御免なさい!!

まぁ、作ってる本人が楽しめたから良しとしようではないか(笑








最後にベースプレートです。
ステンレス板HL仕上げ、コバの部分を若干斜めに削って仕上げてます。
「S.A.F.S」と”えなり”の「(e)」マークを別の板にTIG溶接でエンボス文字?
みたいにして、バッチプレートを作り、両面テープで貼り付けました。

とまぁこんな感じで
製作終了しました!!

完成画像は【SAFS TOP】でご覧ください。



■あとがき■

長かった〜、、、。
約9ヶ月位掛かっただろうか??
暇つぶし程度にやり出した当初は、最後まで作ると自分でも思ってもいなかったんで
とにかく続けてみれば、それなりに何とかなると実感しました。

プラモデル作る趣味があったら最後までやってなかっただろうな(笑
金属加工という、今の職業に面白さを見つけ出したのが一番の成果かもしれない。
今までで一番”お金”が掛からん趣味だし(笑

一つ完成するのに結構時間掛かるけど、金属造形はこれからも続けていこうと思ってます。


SAFS制作記 完



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